太陽光(紫外線)により時間の経過と共にユーカリの表面は退色してきます。この退色の原因は太陽光(紫外線)により木材の色素が変化をおこす為です。
色素が外部へ流れ出たりするのではありません。これがオーストラリアでは自然素材の味わいとして好まれています。
時間の流れがつくり出す自然の美であり、人工的にシルバーグレーにするのは大変難しいからです。
日本ではこの退色を嫌う傾向にありますが、ぜひ現物をご覧になってみてください。当社展示場にはたくさんの施工見本を展示中です。
左/経年変化前 右/経年変化後
20年間屋外で実際に使用していたものです。
時間の経過と共に太陽光(紫外線)によって表面は退色しますが、耐久性には問題ありません。
高耐久性の素材と確かな技術がエコウッド景観協同組合の特徴です。
1995年施工の土留。
表面は経年変化でシルバーグレーになっているが、腐朽どころかささくれさえも見られない。陽が当たらず、乾燥しにくい場所へ施工した土留も同様に腐朽していない。
2001年施工の緑化壁・木塀・フェンス。
土に直接触れていても劣化は見られない。シルバーグレーに変化したユーカリ材と周りの植物の色と良くあっている。
2004年に展示場内の池へ施工したユーカリ製品。
水へ触れており、常に湿った状態だがきれいに保たれている。黒い汚れはデッキブラシで水洗いすると取ることができる。
屋外で5年間使用されているため、木の表面は紫外線による退色(色素変化)も見受けられますが、材質自体の劣化は見られません。
移設する際は、一度バラしてクリーニングを行います。
クリーニングは、たわしまたはデッキブラシで行います。ユーカリ製品は材料の劣化が少ないため、基本的には殆どメンテナンスの手間がかかりません。
クリーニングする前と後の比較です。紫外線による退色(色素変化)も見受けられますが、殆どが大気中の埃・排気ガス等による汚れなので、簡単に綺麗になりました。材質自体の劣化は見られません。
5年経過
時間の経過により紫外線でどんな木材も銀鼠色に変色します。これは自然素材である証拠です。大きな“ささくれ”等はありません。
ブラシで汚れを落しオイルを塗布すると写真のように綺麗になります。