作家からのご挨拶〜浅井我浄〜

1933.1 静岡市に生まれる

 

プロフィール

昭和19年のはじめ頃、静岡市上空でB29と紫電快と思われる飛行機との空中戦があり、2機のうち1機は撃墜され、残る1機がB29に体当たりしました。

この時、後に残る証拠はカメラだと思いました。この時から、写真を写すことを心に決めました。

自分は、静岡商業に通っておりました。戦後、生物部ができましたので、ここに籍を置き、顕微鏡に没頭しておりました。これによって徹底した写真の勉強に入りました。

今思えばこの時から生物写真には特別な意識があったと思います。もう、50何年の月日が経ってしまいましたが、昭和20年から30年にかけては、イロイロなコンテストに応募してきました。師匠もなく、よく応募したものだと思いました。今現在は若い人たちに写真をアドバイスしています。

高野連のカメラマンとして、正式には15,6年写してきましたが、経ってしまえばホンの一寸のように思えます。ただ、今は如何にしたらコレと思える写真が写せるのかに、どんな物でも、モノにできるかが大切なことと思っております。

この写真を通して、多くの人たちに心の大切さを知って欲しいと思っております。

 

 

お問合・メールはこちらへ

copyright 2002 GAJOH all rights reserved.

無断転載禁止